2016年12月アーカイブ

皆さん、こんにちは。

クリスマスも済み、もう今年もわずかになってきました。

いかがお過ごしですか?

ギャラリー洛中洛外ではただ今「酒器百撰」を催しております。

色んな作家の個性溢れる作品を集めております。

ぜひぜひお越し下さいね。

当店は元旦(1/1)以外は営業しておりますshine

 

 

さて、今日は前々回のブログ「西嶋秀樹さんを訪ねて」に引き続き、

「片山雅美さんを訪ねて」です。

こちらも作家インタビュー→http://www.rakuchu-rakugai.jp/interview/ の取材に同行しました。

 

片山雅美さんといえば、やはり「赤織部」

赤織部花向付.JPG

 

 

 

 

 

 

赤織部 花向付

 

この温かみのある赤が本当に素敵ですね。

この赤織部を作ることになったきっかけや作品づくりにかける思いなどを伺いました。

 

赤織部の作品を追求するきっかけとなったのは

初めて作った作品の赤が本当にきれいで美しくて、忘れられなかったからとか。

しかもそれを出品したところ、「楠部賞」を受賞したそうです。

今でも目指すは「最初の赤」。

現在の作品の赤も相当美しいと思いますが、その「赤」はまた違う「赤」だったそうです。

そんなに素晴らしい作品、見てみたいものです。

片山さん1.JPG

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ご自身の作品を手にお話される片山さん。

 

 

 

工房にて。後ろに見えるのが電気窯です。

片山さん3 (2).JPG

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

高校を卒業して入った京都市工業試験ではじめて作った作品を愛おしそうに手の上に乗せて見せてくれました。

 

片山さん3 (1).JPG

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

片山さんが陶芸の道に入られたきっかけはお父様の仕事の関係で陶芸の窯元を訪れて見学したことだったそうですが、

それから40年あまり、今となるとこの道に入ってよかった、とおっしゃっていました。

「最初の赤」を追い求め、その他にも何か新しいものができないだろうかと、工夫をし、色々試してみる日々を送る片山さん。

「作るのは本当に面白い。楽しかったらそれでいいんじゃないかな」とおっしゃったのが印象的でした。

片山さん、ありがとうございました。

 

他にも色々、陶芸を目指された頃のことや作品作りについてなどお話して頂いてます。

また「作家インタビュー」の記事でアップしますので、お知らせしますね♪ お楽しみにconfident

 

 

片山雅美 作品

 

赤彩方瓶

赤彩方瓶.JPG

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

閑日花器

閑日花器.JPG

 

 

 

 

 

 

赤織部器・粉白器

赤織部器・粉白器.JPG

 
 
 
 
 
 
 
赤白彩 盃
赤白彩盃.JPG
 
 
 
 
 
 
白耀彩 水滴
白耀彩 水滴.JPG
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
以上の作品はギャラリー洛中洛外で取り扱っております。
詳細・お問い合わせはギャラリー洛中洛外まで。
TEL・FAX(075)595-5450

E-mail:info@rakuchu-rakugai.jp

皆さん、こんにちは。

そしてメリークリスマスshine

 

昨日から「酒器百撰」はじまりました。

早速お客様に来て頂いています。ありがとうございます♪

2016酒器1.JPG

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今回も色んな作家の楽しい作品が沢山集まりました。

お客様にも喜んで頂いてます。

皆さま、ぜひぜひお越し下さいませ。

年内は無休で営業してます。

2016酒器4.JPG

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2016酒器2.JPG

 

 

 

 

 

 

2016酒器3.JPG

皆さん、こんにちはshine

明日から「酒器百撰」がはじまります。

 

様々な造形や釉薬、絵付の表現が楽しめる酒器を数多く展観いたします。

どうぞご高覧下さい。

 

お好きな酒器をぜひぜひ見つけて下さい!

 

スタッフ一同、心よりお待ちしておりますwink

 

2016酒器百撰-表.jpg

皆さん、こんにちはshine

ギャラリー洛中洛外スタッフです。

 

先日、西嶋秀樹さんの工房に行ってきましたsign01

西嶋さんの工房は亀岡にあります。

「作家インタビュー」→http://www.rakuchu-rakugai.jp/interview/の取材に同行したのです。

 

西嶋さんの工房にて

西嶋秀樹さん1.JPG

 

 

 

 

 

 

 

 

 

陶芸をはじめた頃からのお話をして下さいました。

そのスタートは、何気なく楽焼の窯からアルバイトに誘われて始まり、本格的にお仕事となって約50年。

 

 

手がける作品の幅は広く、楽・粉引・伊羅保・天目などなど多彩です。

その内の一つ、ギャラリーにおいている「虹彩」は気の遠くなるような手間と時間がかかり、リスクもあるとのこと。

だけど、「その手間もリスクもあるところが楽しい」そうです。

 

西嶋 秀樹作

「虹彩釉 酒盃」

321S虹彩釉2.JPG

 

 

 

 

 

 

 

 

              

 

321Y虹彩釉2.JPG

 

 

  

 

 

 

 

表面がキラキラして、とても美しい作品です。

(この「虹彩」はギャラリー洛中洛外で扱ってます)

 

 

一週間でも仕事ばかりでも大丈夫、仕事場が一番落ち着く場所だそうです。

陶芸というのは奥が深く、土・釉薬・形・焼成方法など組み合わせにより数限りなくあり、まだまだ挑戦してみたいことがたくさんあり、目を輝かせて「今68歳だけど、あと30年はがんばりたい!」とおっしゃった姿が印象的でした。

 

西嶋さん2.JPG

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

楽窯の前で

西嶋さん4.JPG

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この間、この窯をのぞいた拍子に、顔にガスの火が移って

眉が焦げてしまったとおっしゃる西嶋さん‥大丈夫ですか??

大事に至らず(かな?)良かったです、お気をつけて下さいね。。

 

 

工房で色々な作品を見せて頂きました。

その幅の広さに改めて驚きました。

西嶋さん3.JPG

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ほんの一部をご紹介‥

 

引出灰釉 花筒

灰釉花生1.JPG

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

狛犬 香合

(地元の神社の狛犬を模したものだそう)

狛犬.JPG

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

西嶋さん、色んな興味深いお話や工房を見せて頂き、ありがとうございました。

 

この日のインタビューが「作家インタビュー」で記事になりますので、皆さん、そちらをまた読んで下さいね。

記事になるのをお楽しみにlovely

またアップされたら、お知らせしますね♪

 

 

 

<おまけ>

西嶋さんからの帰り、すっかり暗くなっていました。

途中のロームでのクリスマスイルミネーションがきれいでしたshine

ローム2.JPG

 

皆さん、こんにちは。

 

ちょっと前になりますが、こんなお店に行ってきました。

京都は八坂神社の奥の円山公園内にある茶房「茶菓円山」です。

紅葉が美しい時期でした。人がいっぱいsweat01

茶菓丸山1.JPG

このお店の場所もはじめはちょっとわからなくて、Googleで探しましたcoldsweats01

 

 

 

 

 

お店構えから素敵‥

茶菓丸山2.JPG

 

 

 

 

 

 

 

 

 

カウンターに座りました。

 

 

茶菓丸山3.JPG

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私はお煎茶を頼みました。

右の棚の中に急須がたくさん入っていて、そこから好きな急須を選べます。

とても素敵な急須ばかりでした。

 
 
私が選んだのはこの急須。
安南かな‥?
色合いが気に入りました。
茶菓丸山4.JPG
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
お店の方がとても丁寧に釜の中からお湯を柄杓ですくって入れて下さいます。
 
 
ギャラリー洛中洛外でもお茶をお出ししていますが、こんなに丁寧に入れてるかなあ~、と反省bearing
 
 
 
連れはコーヒーを頼みました。
ポットもおしゃれ。
茶菓丸山5.JPG
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
本当は和菓子がメインのお店だったみたいですが、今回は飲みものだけ頼んだので、次回は和菓子もぜひ食べてみたいです。
 
しつらえ・お道具・器・お店の方の所作に至るまで、すべてにこだわり抜かれたお店だと思いました。
 
京都・円山公園に行かれた際には立ち寄られてはいかがでしょうか?
 
 
 
「茶菓円山」
京都市東山区円山町620-1-2円山公園内
11:00~19:00
火休
 
 
 
 
 

皆さん、こんにちは。

ギャラリー洛中洛外スタッフです。

12月になり、慌ただしくなってまいりました。

 

そんな中、ゆっくりとお酒でも呑んでほっこりしていただけたら‥と思います。

今年もギャラリー恒例の「酒器百撰」が12月23日(金)から始まります。

お気に入りの一品が見つかりますように

皆様のお越しをお待ちしておりますshine

 

 

2016酒器百撰-表.jpg

 

 

 

 

 

2016酒器百撰.jpg

ギャラリー洛中洛外

このブログを購読する