皆さん、こんにちは。
クリスマスも済み、もう今年もわずかになってきました。
いかがお過ごしですか?
ギャラリー洛中洛外ではただ今「酒器百撰」を催しております。
色んな作家の個性溢れる作品を集めております。
ぜひぜひお越し下さいね。
当店は元旦(1/1)以外は営業しております
さて、今日は前々回のブログ「西嶋秀樹さんを訪ねて」に引き続き、
「片山雅美さんを訪ねて」です。
こちらも作家インタビュー→http://www.rakuchu-rakugai.jp/interview/ の取材に同行しました。
片山雅美さんといえば、やはり「赤織部」
赤織部 花向付
この温かみのある赤が本当に素敵ですね。
この赤織部を作ることになったきっかけや作品づくりにかける思いなどを伺いました。
赤織部の作品を追求するきっかけとなったのは
初めて作った作品の赤が本当にきれいで美しくて、忘れられなかったからとか。
しかもそれを出品したところ、「楠部賞」を受賞したそうです。
今でも目指すは「最初の赤」。
現在の作品の赤も相当美しいと思いますが、その「赤」はまた違う「赤」だったそうです。
そんなに素晴らしい作品、見てみたいものです。
ご自身の作品を手にお話される片山さん。
工房にて。後ろに見えるのが電気窯です。
高校を卒業して入った京都市工業試験ではじめて作った作品を愛おしそうに手の上に乗せて見せてくれました。
片山さんが陶芸の道に入られたきっかけはお父様の仕事の関係で陶芸の窯元を訪れて見学したことだったそうですが、
それから40年あまり、今となるとこの道に入ってよかった、とおっしゃっていました。
「最初の赤」を追い求め、その他にも何か新しいものができないだろうかと、工夫をし、色々試してみる日々を送る片山さん。
「作るのは本当に面白い。楽しかったらそれでいいんじゃないかな」とおっしゃったのが印象的でした。
片山さん、ありがとうございました。
他にも色々、陶芸を目指された頃のことや作品作りについてなどお話して頂いてます。
また「作家インタビュー」の記事でアップしますので、お知らせしますね♪ お楽しみに
片山雅美 作品
赤彩方瓶
閑日花器
赤織部器・粉白器
E-mail:info@rakuchu-rakugai.jp