皆さん、こんにちは☆
毎日暑いですが、、お元気ですか?
リオオリンピックも始まり、テレビの前で熱い応援をされているのではないでしょうか?
金だ、銅だ、なんて言ってますが、私はオリンピックに出るだけすごいと選手の皆さんをただただ尊敬するばかりです‥
とはいえ、やっぱりがんばってほしいですね(どっち?)
さて、ギャラリー洛中洛外はお盆も休まず、営業しております。暑い中ですが、京都に来られたら、ぜひお立ち寄り下さいね~
ところで、
ここギャラリー洛中洛外には和室がありまして、床の間があり、掛け軸がかかっております。
今かかっているのは「福運招来」(ふくうんしょうらい)
という縁起のよい掛け軸なんですがー
ずっと同じものを掛けているのでたまには他のものを、と昔からあるものを見てみることにしました。
これは実は祖父の家にあったものです。私もはじめて見るものばかりです。
中を開けてみると‥
色々出てきました。
広げてみます。
これは「笑う門には福来る」というおなじみのことわざを掛け軸にしたもの
それから、これも「人間万事西翁が馬」ということわざが書かれたもの。
馬の絵も描いてあります。午年に掛けると良いかも。
これは「春夏冬二枡五合」とあります。
どういう意味なんでしょう‥?
調べてみると
「秋」がないので「あきない=商い」
「二枡=ますます=益々」
「 五合=半枡=繁盛」
つまり「商いが益々繁盛しますように」
ばんざ~い、ばんざ~い!‥
という意味だそうです
こういうものを江戸時代からある「判じ物」というそうです。
面白いですね。
そして、これは「弄花香満衣春」(花を弄すれば香衣に満つ)と書かれてあり、
意味は「道に咲く花の美しさに惹かれ触れてみれば、その花の香りが衣に移っていつまでも楽しめる」といったものだそうです。風流ですね。
唐の時代の詩人干良史という人が書いた詩です。
他にもいくつかありましたが
今回はこれにしました。
山水の掛け軸です。
今の季節に涼しげだと思いまして。
いかがでしょうか?
しかし、掛け軸も奥が深く、一つ一つに色んな意味が込められているのだなあ‥と改めて思いました。
楽しいですね♪ もっと色々と見たくなりました 。
またギャラリーに来られた際は掛け軸も見て下さいね♡
コメントする