皆さん、こんにちは。
いよいよ暖かくなり、春到来か?という雰囲気ですね。
今、京都の文化博物館で「京を描くー洛中洛外図の時代ー」という催しをしています。http://www.bunpaku.or.jp/exhi_rakuchurakugai.html
室町時代から江戸時代にかけて、京都の町並みを様々な絵師が屏風に描いたものが洛中洛外図として今に多く現存しています。
そのコレクションを展示しています。
そのなかにはギャラリー洛中洛外陶板の原画となった上杉本を描いた狩野永徳の「洛中名所遊楽図屏風」もあります。
洛中洛外図に興味のある方はご覧になってはいかがでしょうか。
さて、こちらはわがギャラリーの洛中洛外図。
洛中洛外図陶板です。
狩野永徳筆 上杉本 洛中洛外図屏風をもとに陶板にしたものです。
ギャラリー2階に展示しています。
(この陶板の詳細はHPでご覧頂けます♪)
その中の一場面‥
五条大橋近くの風景。
五条大橋細いですね~。この上を歩くなんて度胸がいりそう。
左上には鴨川で泳ぐ人も見えます。
左下を見てください。(アップしたものがこちら↓)
ご婦人がたの一行です。
どこかへ物見遊山にでも行くようです。
とっても楽しそう。
どこに行くのでしょうか。
前の女性二人は後ろを振りかえりながら歩いてる‥前見なくて大丈夫?話に夢中になってるのかな‥
後ろの三人はお弁当の包みを持つおつきの女性たち。
約400年前の京都でもこのように女性だけでお出かけしていたんですね。お出かけはどの時代でも楽しいですね。
どこに行くのかその先を見てみたいような楽しい一行です。
この場面は右隻の右から2番目、上から2番目に描かれています。ぜひ実際に探してみて下さい
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