こんにちは。
連日、ギャラリー内の9つの壁を紹介しています。
今日はその6です。
ここは、お客様にお茶を飲んで休憩してもらう部屋「立礼」ですが、この部屋の入口の上、ここが第6の壁「黒聚楽土入本聚楽壁切返し仕上」です。
茶室の上部分には桂離宮の笑意軒というお茶室と同じ丸窓が作られています。
その壁も同じです。
丸窓とこの壁のようすが合っていますね。
窓を一つ一つよく見て下さい。
格子に組んでいるデザインが一つ一つ違います。
これも笑意軒と同じように作ってあります。
本当にこだわりの設計ですね。
今更ながら驚きです。
立礼、茶室とお茶をゆっくりリラックスして頂けそうな落ち着いた色合いの壁です。
※参考資料
1993年発行 (株)デルファイ研究所 Architecture Magazine at「数寄屋 九つの壁の冒険と茶室移築の試み」)
第40回 清水焼の郷まつり
2014年10月17日(金)?19日(日)9:30?17:00
詳しくは→清水焼の郷HP
ギャラリー洛中洛外 内覧会
10月11日(土)?16日(木)10:00?17:00
皆さま、ぜひお越しください!
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