こんにちは。
先日からギャラリー洛中洛外内の9つの壁を順番にご紹介しています。
↑今日の壁はここ、5つ目の壁です。(よかったら、前回までのブログも見て下さい!)
この壁は「聚楽壁切返し仕上」といいます。
壁土の材料は本聚楽土に藁すさと木津川の砂が混ぜられています。
この壁と隣の白いパラリ壁が隣接していることにより、パラリ壁の面白さが余計に際立っています。
↓パラリ壁
ここを塗った22年前は藁すさから出たアクにより白い斑点が出ていたのですが、今ではそのアクもなくなり茶色一色の壁になっています。
普段は意識していませんが、なるほど主展の奥をこの壁にすることによって白い壁との対比が際立って店内全体にメリハリを与えているのですね。
※参考資料
1993年発行 (株)デルファイ研究所 Architecture Magazine at「数寄屋 九つの壁の冒険と茶室移築の試み」)
第40回 清水焼の郷まつり
2014年10月17日(金)?19日(日)9:30?17:00
詳しくは→清水焼の郷HP
ギャラリー洛中洛外 内覧会
10月11日(土)?16日(木)10:00?17:00
皆さま、ぜひお越しください!
コメントする