こんにちは。
毎日暑いですね?。
もう真夏並ですね。何か涼しそうなお話を‥とギャラリー内を探してみました。
ギャラリー洛中洛外では、その名の通り「洛中洛外図屏風(上杉本)」を陶板にしたものが2階に展示してあります。
その中にこんな場面を見つけました!
これは五条大橋周辺。
上の赤いお堂は三十三門堂。
そして、左の橋が五条大橋。
もうちょっとアップしてみますね?。橋の右側に。
これは、鴨川で鮎をとる風景が描かれたものです。
文献によりますと‥
左の二人の人が木の棒のようなもので川面をたたき、それで気を失った魚を真ん中の人が茶色い網で掬う‥という漁法だそうです。
ほんまにそんなので鮎をとれるのかな、と思ってしまいますが‥
こうして、きちんと絵に残されているから「ほんま」でしょうね。
とれたての鮎は美味しかったでしょうね。天然魚ですものね、今ならなかなか食べられないけど‥。
そういえば、この頃はお米も野菜も全て天然、無農薬ですね。作るのは大変だったでしょうが、ある意味今より贅沢だったかも?
でも、この人達は仕事で鮎をとってて、それを売って商売とし、食べるのは同じ洛中洛外図に出てくる公方様とか将軍とか、それとも武士で、この人たちは網にかかった小魚を食べていたのかもしれません。(あくまで想像です)
ちなみに今の五条大橋とその下の鴨川はこんな感じです。
今から500年前はあの鴨川で、こんな鮎漁法が行われていたのかと思うと、ちょっと楽しいですね。
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