皆さん、こんにちは。
今年はもう桜がちらほら咲き始めているようですね。どこにお花見に行こうか、と計画を立てている方も多いのではないでしょうか。
桜というものは、やはり期間限定ということが人の心をつかむんですね。これが一年中咲いている花であれば、こんなにも「お花見、お花見」なんて日本中の多くの人たちが桜を求めて移動しないでしょうね。
それに、あの白に近い桃色から濃い桃色まで、なんともいえない、気持ちを一度に明るくしてくれる桜の色が人々の心をつかむんだと思います。私も桜の花を見たくなってきました。今年はどこに見に行こうかな‥
さて、桜の花の話はこのくらいにして‥
今ギャラリーで催事をしている谷口左和子さんの作品紹介をします。
これは「星空冷酒杯セット」です。
何が星空なのかといいますと‥
このお皿の縁にある青いドット、ただのドットではありません。
ちょっとかざして見ると、よーく見て下さい、光を通していますね。
これは「蛍手」という陶芸の手法で、透かしを施したところに釉薬を埋めて、焼くと光を通す半透明の仕上がりになるのです。
これは中国の明の時代(今から6?700年前)からあった手法といいますので、歴史ある手法なんです。
シンプルな作品に見えて、こんな手法も施されている奥の深い作品だったんですね。
これは酒杯の方にも施されているので(青いドットの部分)
お酒を呑みながら、ちょっと光にかざしてみたりして、一緒に呑んでいる人と「きれいやな?、お星様みたいやね」と盛り上がれるし、ひとりで呑む時だって‥しみじみと星がまたたく、夜空の下で呑んでるような気分を静かに味わえる趣深い酒杯セットなんです。
さて、あなたは誰かと呑みますか?それとも‥ひとりでしみじみと‥?
作品について詳しくはこちら→☆
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