2013年1月アーカイブ

皆さん、こんにちは。

寒い日が続きますが、今日は日差しがポカポカと少し暖かい気がします‥。          こんな日はホッとしますね。

 

さて、ギャラリー内も春が来ました!

 

お雛様に‥

 雛祭り.JPG 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

春のディスプレーに‥

 

春の器.JPG

寒さ厳しい毎日いかがお過ごしですか?

こんなに寒い日が続くとそろそろ暖かい春が恋しくなってきます。

春といえば桜ですが、その前に咲くのが梅。

まずは梅を愛でて一時寒さを忘れましょう。

 

今日は梅が描かれたこんな作品をご紹介します。

梅小径 ぐい呑1.JPG

 

 

 

 

 

 

 

 

これは内田裕子さんの作品、ぐい呑です。

周りにぐるりと紅白梅が描かれています。

 

 梅小径 ぐい呑アップ.JPG

 

 

 

 

 

 

そして、この絵は梅の枝にとまるウグイス(と思うんですが、もしかしてメジロかな?)と右下には犬がいます。

梅にウグイスというのはよく描かれる題材ですが、犬というのが面白いですね。犬が描かれていることによって親しみを感じます。内田さん独特のほのぼの優しいタッチで描かれています。

このぐい呑の絵を見ながら美味しい肴にお酒を呑めたら楽しいことでしょう。

寒さも忘れて暖かい気分になること間違いなしです♪

 

内田 裕子作

梅小径 ぐい呑 詳しくはこちらへ→

皆さん、こんにちは。ギャラリー洛中洛外スタッフブログです。

 

今日はこんな作品を紹介したいと思います。

 

大黒さん1.JPG ‥‥?

どういう作品?

 

そう思われるでしょう。上に乗っているのが「大黒さん」下の白いものが「二股大根」です。

 

大黒さん3.JPG 反対側から見てみましょう。大根が二股になってます。

なぜ、大黒さんと二股大根なのか―   

それはこういうわけなんです。

 

 

 

日本民話によると―大黒様が旅をしている途中でお腹の調子が悪くなり、川を通りかかると沢山の大根を洗っている人がいました。

大黒様がその人にお腹の調子が悪いので薬代わりに大根を少しもらえないか、と頼みました。しかし、その人は手伝いの人なので勝手なことをしては雇い主に叱られると断りました。しかし、大根の中に先が二股になっているのを見つけ、この一本ならあげてもいいのではないか、と思い先の一本を大黒様に差し上げました。

大黒様は早速それを食べたところお腹の調子が良くなったのでお礼を言って去っていかれたそうです。

 

‥大黒様がお腹の調子が悪くなるって、ものすごく人間的で面白いですね。

そんなお話もあり、大黒様と二股大根の取り合わせは商売繁盛・子孫繁栄の縁起物として知られているのです。

 

大黒様が二股大根に乗っているのは作者の方のアレンジかな、と思いますが‥。

 

そうそう、申しおくれました。この作品は掛け花入れです。

 

大黒さん5.JPGこんな風に壁に掛けて花入れとして使う作品です。 

 

 

 

 

 

 

 

 

しかし、この角度から見たら大黒さんが落ちないようにちょっと心配そうに下を見ながらつかまっているように見えて、その表情がまた、ユーモラスで面白いですね。

 

縁起ものでもあり、ユーモラスであたたかい作品です。何のお花を生けようかと考えるのも楽しいし、そのまま飾ってあるだけでも存在感がある作品です。

 

山本 雄次作 「大黒さん大根 掛け花入」詳細はコチラ→

皆さん、こんにちは。

気づけば、前回のアップから一週間以上も経ってます‥時の経つのは早いですね。

ギャラリーでは「酒器百撰」の催事も終了いたしました。                 お越し頂いたお客様、ありがとうございました。

 

さて‥、もうすぐ小正月(1月15日)ですね。関西ではこの小正月までを松の内というそうです。

もうすっかりお正月気分も終わった方も多いと思いますが、まだまだ1月。1年のスタートの月。

 

今年も良い年になりますように、とこんな言葉をご紹介します。

DSC04491.JPG←これはギャラリーの茶室の床の間にかかっているお軸です。

書いてある言葉は「福運招来」             (ふくうんしょうらい)                           (高野山大僧正光瑞師筆)

 

うちはいつもこのお軸を茶室に掛けているのですが、見るたび明るい嬉しい気持ちになります。こんなに立派な字で書いて頂くと本当に福も運もたくさん来るように思います。

皆様にもいっぱい福と運が来ますように‥

 

新年のご挨拶を申し上げます。

本年もギャラリー洛中洛外とこの「うつわの小径」ブログをどうぞよろしくお願いいたします。

皆さま、よいお正月を過ごされましたか?

 

私は元旦にお屠蘇やお節を頂いていてふと思いました。

お正月用のうつわというものを我が家でも用意しておりまして、毎年それを出して使います。お雑煮も蓋付のお碗にします。箸置は干支のものを用意します。

お正月用の取り皿にお節を取り分けて、お屠蘇もお正月だけ使う盃で(それぞれ家族の干支の絵が付いたもの)頂くと、お正月が来たんだなあ、と改まった気持ちになります。そして今年も無事、家族でお正月を迎えることができ良かったなあ、と幸せな気持ちになります。

今さらながら、うつわというものはただ単に食べ物を入れるものだけではなく季節の行事や生活を彩る大切な役割を担っているのだなあと改めて思ったお正月でした。

 

DSC04473.JPG 

今年も皆様のお家の食卓を彩り、幸せにすることのできる素敵なうつわをたくさん紹介していきたいと思います。

どうぞ、よろしくお願いします。 

  

(ギャラリーのテーブルセッティング)