2012年6月アーカイブ

梅雨も中盤に入り、今日は梅雨の晴れ間でよく晴れています。

紫陽花があちこちで陽を受けてきらきらと光っているのもきれいです。

 

あじさい☆2.JPG さて、今日はこの紫陽花をモチーフにした、うつわをご紹介します。

 

 

アジサイ盃1☆.JPG 

 

これは

内田裕子さん作

アジサイ盃

です。

赤と紫の紫陽花が繊細に、シックに描かれています。

 

 

アジサイアップ2.JPG お酒を飲みながら紫陽花の花を愛でる―今の季節にピッタリですね。

 

アジサイ盃2☆.JPG

 

 

裏 にも紫陽花が画面いっぱいに描かれています。

 

こんな期間限定のうつわでお酒を楽しむのも乙なものではないでしょうか。

 

この商品について詳細を知りたい方はこちらへ→

皆さん、「婦人画報」という雑誌をご存じですか?

ご存知ですよね?セレブリティ溢れる美しい雑誌です。

婦人画報.JPG 

先日、その「婦人画報」の女性編集長出口由美さんが講演をされるということで、京都商工会議所に行ってきました。

初めは教室でされる予定だったそうですが、思いもかけず多い参加者の申し込みがあったため、講堂に変更されたそうです。

 

内容は「婦人画報」の歴史や特色、そして今どのような思いで雑誌づくりをされているかなどを1時間半かけてお話されました。

 

編集長の出口由美さんは女性の編集長では3代目。婦人画報に来られるまでは「家庭画報」におられたそうで、この二つの「画報」を経験した編集長は初めてだと思う、とおっしゃってました。

「婦人画報」に入られてまず驚かれたことは、その歴史と創刊からの「婦人画報」の貴重な記録があること。

「婦人画報」は今年で創刊107周年。創刊した初代編集長はなんと国木田独歩!

そして記事を寄稿した人の中には太宰治などの有名な作家がいたそうです。

とても歴史ある雑誌なんですね。

 

昔の婦人画報の表紙なんかも色々スライドで見せて下さいました。

今も活躍する女優さん、吉永さゆりさんなどが若かりし頃その当時のスタイルで表紙を飾っており、見ていてとても面白かったです。

また、出口さんは「婦人画報」を幕の内弁当で例えられました。ファッションやグルメ・美容・健康・旅行・読み物・お取り寄せなど色んなジャンルを一冊の雑誌に入れることでそれぞれのジャンルが好きな読者に興味をひくことができる。

そしてそれらはどれ一つとしておろそかにすることなく一つ一つ丁寧に作ることが大事なのです、とおっしゃってました。

なるほど、と思いました。私も毎月「婦人画報」は読んでいますがとても読み応えがあり、その満足感は何かと思ったらとても美味しい「幕の内弁当」だったんですね。それもお漬物にさえ手を抜かないお弁当です。

「婦人画報」はまた京都の特集を多く組んでおられます。そして取材スタッフの方たちは京都支所が必要なほど、足しげく京都に通われており、京都に関する特集記事は京都での知り合いの方からの口コミで成り立っているそうです。

そのほか、最近取り組まれているお取り寄せのお話や読者からの声を紹介されたりと「婦人画報」に関する色んなエピソードをお話してくださいました。

そして、一貫しておっしゃっていたことは、心を込めて丁寧に雑誌作りをするということでした。

きっと取材スタッフや他のスタッフの方にもその思いは浸透しているんでしょうね・・

だからこそ、あんな美しい雑誌が出来上がるのだと思います。

編集長の出口さん自身もオーラのある美しい方でした。

 

前回、自分へのおくりものの品を紹介しますと、お伝えしました。

以前から私自身も"いいなあ"と思っている作品です。

 

これなんてどうでしょう?

 

リボン碗☆1.JPG 内田裕子作 その名も「リボン 碗」

 

リボン碗☆4.JPG

 

 

 

 

ご飯を入れるところにリボン、

 

 

 

リボン碗☆5.JPG

 

 

 

 

 

外側にもリボン、左下には小さくうさぎの姿も見えます。 

うさぎが何匹描かれているか見てみるのも楽しみ。

 

姫的ご飯茶碗とでもいうんでしょうか。

お誕生日の食卓に、いえいえ特別な日でもなくてもふと思い立ってこのお茶碗でご飯を食べるというのも何か楽しいものではないでしょうか。

持ってみて意外と軽いのにも驚きます。

 

自分へのおくりものにいかがでしょうか?

詳細をお知りになりたい方はこちらまで→ギャラリー洛中洛外HP

私は小さい頃から読書が大好きで、外で遊ぶより家の中で本を読むのを好んでいましたが、それは大人になった今でも続いていて常に読みかけの本がないと落ち着かない気がします。

読むものは小説、事実に基づいてある人の一生を小説仕立てにしてあるものが特に好きです。

その一方でエッセイも色々読みます。

先日、書店で(書店も私の好きな場所でブラブラ色んな本を物色しているとあっという間に時間が過ぎます)

こんなエッセイを見つけました。

それは

『すてきな あなたに』という本です。これは「暮しの手帖」という雑誌に載っていたエッセイをよりぬいて一冊の本にまとめたものです。日々の何気ない暮らしの中で感じたことをまとめてあります。

さりげなく話してくれるような文章が読んでいて心地いい一冊です。

すてきなあなたに.JPG 

 

さて、その本を読んでいると、ふとこんな一文に目がとまりました。

"水色の水差し"というお話の中で、

 

「‥私はときどき、自分自身におくりものをするのが好きです。「お年玉にどう」と自分にいいました。「なによりだわ」私が答えました。(『すてきな あなたに よりぬき集』 暮しの手帖社発行 P18より抜粋)

 

という文がありました。よく「自分へのご褒美に」というフレーズがありますが、なんかすごく頑張ってるのよ 私、という感じでちょっと恥ずかしい気がしていました。

でも、自分に何かプレゼント的なものを買いたい時があります。そんなときには 自分へのおくりもの と考えたらいいのね、と思うとすごく納得できました。

さて、そんな自分へのおくりものにしたい品は‥

次回はそんな品をご紹介したいと思います。

今日は、出勤するのにいつもと違う道を通ってきたら、きれいな紫陽花が咲いているのを見つけました。

 

あじさい☆.JPGあじさい☆2.JPGよーく見ると一輪の花で色が二色入っています。

 

紫陽花の色は変わりやすいといいますが、これは青い色がだんだん赤く変わっていっているんでしょうね ‥。

自然の色というのは本当に不思議で美しいものですね。

 

梅雨のじめじめした季節にもこんな色鮮やかな紫陽花を見ると気持ちが晴れ晴れとします。

 

こんにちは。

いよいよ京都も梅雨入りしましたね。今日も朝から雨が降っています。

うっとおしい季節ですが、森や木、田畑などにとっては恵みの雨なんですよね。

 

さて、先日ギャラリーのお客様よりホタルブクロをいただきました。ありがとうございます。

 

ホタルブクロ1.JPG お家のお庭に咲いているものを切って、わざわざ持ってきていただいたんです。

早速、ギャラリーの立礼室に飾らせて頂きました。

白い花が清々しく、清涼感がありますね。

 

ホタルブクロ2.JPG入れている花生は木村宜正さんの作品。

壁の色ともよく合ってお花を引き立ててくれます。

 

お花というものは、生活に必要不可欠なものではないけれど、そこにあるだけで心が和んだり、明るい気持ちになったりします。

日々の生活を潤いのあるものにしてくれますね。

 

 

 

 

こんにちは。

 

六月に入り、初夏の季節ですね。緑が鮮やかで爽やかな季節になりました。

梅雨に入るまでのこの期間が一番いい季節かもしれませんね。

 

さて、今日はこんな季節にピッタリの爽やかなうつわをご紹介します。

 

白磁三色2.JPGこれは谷口左和子さん作「白磁三色四角皿」です。

その名の通り四角いお皿です。

目のさめるような真っ白な生地に青と黄色と白の模様が入っています。

 

白磁三色5.JPG ちょっとにじんだような風合いも生地にしっとりと馴染んでいます。

13?くらいのサイズなのでとても使いやすく銘々皿にピッタリ。

 

縁が少し立ちあがっているのも、使い勝手がいいと思います。

只今在庫は5枚。ギャラリー2階に展示してあります。

ギャラリーのHPからもその詳細を知ることができます。→洛中洛外HP作品紹介