皆さん、こんにちは。
前回とその前の記事で木村展之さんの桃花瓷の作品を紹介してきましたが、そうこうしているうちにだんだんと、さくら餅が食べたくなってきました。
なぜ、さくら餅?
それは以前に展之さんが桃花瓷はさくら餅の色をイメージして作り始めました、とおっしゃったからです。
しかも、さくら餅ならどこでもいいのではなく、さくら餅をこだわって作っておられる鶴屋寿さんというお店の「さくら餅」だそうです。
なので、今日デパートに行ったついでに買ってきてしまいました。
二枚のさくらの葉っぱにくるまれたさくら餅。
鶴屋寿さんのHPによると、オオシマザクラという品種の桜の葉っぱで、わざわざ伊豆から取り寄せているそうです。とてもいい香りがします。
そして、その中身は‥
一般的にさくら餅、というとピンク色ですが、ここはほとんど白のさくら餅。
生地は道明寺という米粉でできていて、そのままの自然な色を生かしてあるそうです。
そして、木村展之さんの桃花瓷の茶盌
この茶盌のピンクの薄いところが、さくら餅のほんのりピンクのところに雰囲気が似ています。
何より展之さんの作品もこのさくら餅も、やさしくて上品な雰囲気でそしてこだわって作られているところが共通しているように思いました。
展之さんは色んなところからインスピレーションを受けて作品づくりをされているのですね。
さて、肝心のお味といいますと‥雰囲気通り、ほんとうに上品な味で、やさしい甘味でいくつでも食べたくなるような味です。中はこしあんです。とても美味しいですよ。
このさくら餅を食べながら、展之さんのお茶盌でお抹茶を頂けたら最高の贅沢ですね‥。
※このさくら餅に関しては鶴屋寿HPへ。お店は嵐山ですが私は京都高島屋の地下で購入しました(期間限定かも?)。
そして、桃花瓷茶盌が気になる方はぜひ、ギャラリー洛中洛外へ!店紹介・アクセス
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木村展之・宜正陶展開催中
2012・3・24(土)?5・6(日)10時から17時まで
ギャラリー洛中洛外では初めての兄弟展です。
多彩な釉薬や技法を駆使したうつわの競演をどうぞご高覧下さい。
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