皆さん、こんにちは。先日、陶芸家の竹村繁男さんの工房に行ってきました。ギャラリーのHPでアップしている作家さんのインタビューシリーズでの取材の同行です。このコーナーでは今まで木村展之さんと谷口左和子さんが紹介されています(その記事はコチラから→)☆。今回はその第3弾です。
竹村さんの工房にお邪魔したのは初めて。
工房は京都市山科区にあります。
のれんをくぐると、そこは竹村さんの作品が並べれているとても居心地の良い空間でした。
ライターの方のインタビューに答える竹村さん。
お話はこの陶芸の道に入ったきっかけや修業時代、自然のものを炭にしてそれを釉薬にする技法へのこだわり、作陶に対する思いなど多岐に渡りました。
「土瓶を作るのが好きなんです、いくつものパーツに分かれているものを組み立てるのが楽しい」とおっしゃる竹村さん。
手間のかかるものでもその過程を楽しんでおられるようです。
これは竹村さんの作陶に対する姿勢にも通じているようです。こんなことをおっしゃってました。
「基本の段階で手を抜くと、あとあとしっぺがえしがきます。手を抜かずに丁寧に仕事をするとやはり、結果が伴ってきます」‥耳が痛い言葉です―これは、私も常日頃仕事をするうえで痛感しています。ちょっとのことでも「ま、いいか」は後で「やっぱり」という結果を生みます。
当たり前のことだけどそれをきちんと手を抜かずにこなしていく‥。長年陶器というものづくりに携わってこられた方がおっしゃるからこそ重みがあります。
とはいえ、厳しいことをおっしゃっているようですが、お人柄はとても気さくな方です。身振り、手振りで朗らかにお話して下さいます。
さて、この訪問記はまだまだ続きます。次回に続く―
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