皆さん、こんにちは。今日はこんな楽しいぐい呑をご紹介します。山本雄次さんの作品です。
何やら覗きこんでいるのは雷さまです。
目をぎょろっとさせて覗きこんでいます。下に何があるんでしょう‥
雷さまの斜め下にあるのは‥太鼓です。
商売道具の太鼓をうっかり落としてしまった雷さまが(あせって)錨を下ろして釣り上げようとしています。
これは大津絵という民俗絵画がもとになっています。
そして、雷さまの真下にいるのは‥。
龍です!
太鼓を拾いたくても、怖い龍がいるので拾えない‥。
大津絵には登場しない龍ですが、この作品にはアレンジして登場させています。
ここに山本雄次さん独特の面白い世界感を感じます。
雷さまと雷鳴とどろく空に舞う龍の二つ(二人?)が対決しているこの絵はものすごい迫力があります。そしてどこかユーモラスです。
これから先、どうなるんでしょう。雷さまは龍に負けずに無事に太鼓を拾いあげられるのか。
そんなことを想像しながら一杯呑むというのも楽しいのではないでしょうか。
おりしも今年は辰年。空高く昇る龍は縁起がよいとされています。面白くて迫力ある逸品です。
山本雄次作 「雷に龍 ぐい呑」
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