昨日はお彼岸なのでお墓参りに行きました。
なんとなく、9月23日頃がお彼岸のような気がしますが、実は「お彼岸」とは9月23日が秋分の日の場合、23日を彼岸の中日として、9月20日が彼岸の入り、26日が彼岸明けというそうで、「お彼岸」とはこの7日間のことをいうそうなんですね。
そして、なぜこの「お彼岸」にお墓参りをするかというと、そもそも「彼岸」というのはあちら側の世界、その反対の私たちがいる世界は「此岸(しがん)」というらしいのですが、彼岸は西に、此岸は東にあるとされており、太陽が真東から昇って真西に沈む秋分は、彼岸と此岸がもっとも通じやすくなると考えられ、お墓参りをするようになったということです。
小さいころから何気なく行っていた「お彼岸」にお墓参りをするということもちゃんと意味があったのですね。
さて、お墓参り。
この奥に見えるのが東福寺の「臥雲橋」です。あの紅葉で有名な通天橋と並行にある橋です。
うちのお墓はこの橋の手前のお寺にあります。
いつ来ても心落ち着くところです。
お参りをして境内を歩いていると、彼岸花ならぬ芙蓉が咲いていました。
彼岸花は、あの赤い色と形が奇抜すぎてなんだかちょっと怖い花のように思います。
この芙蓉を見てほっとしました。彼岸花には悪いですが‥。
お墓参りに行くとなんだか一安心します。こちらの気持ちの問題でしょうが、年を重ねるごとにお墓参りもきちんと行くようになりました。
おじいさん、おばあさんがよくお墓参りに行くのも(少し)わかるような気がします。
此岸(しがん)にいる私たちも彼岸に近くなるにつれ、彼岸にいる人に会いたくなるということなんでしょうか??
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