こんにちは。お盆も昨日で終わりましたね。皆さんはどんなふうに過ごされましたか?帰省してお墓参りに行かれた方も多いでしょうね。
昨日は京都では大文字の送り火が行われました。
私も久しぶりに行ってきました。久しぶりなので、どこから見たらいいかわからなかったけれど、とりあえず出町柳の方へ行ってみました。
7時半ころに行ったらもう人が一杯で、人の流れのままに河川敷の方に行ってみました。
どちらの方向に火が灯るのかもわからず、とりあえず座って待っていたら、8時「おーっ」という歓声と拍手が。それでもどこに点いているか見えないので少し場所を変えると東の方に見えました。
これは「右大文字」です。手を合わせて拝んでいる人も見られました。
この送り火までには色々な問題がありましたが、こうして目の前に真っ黒な山に赤い光が灯っているのをみると全て忘れて敬虔な気持ちになりました。
大文字の送り火は祗園祭・葵祭・時代祭とともに京都の四大行事だといわれています。その始まりは平安時代とも江戸時代とも言われておりはっきりとはわかっていないそうです。近代では「い」「一」「蛇」などの字もあったそうですが、昭和初期ごろには右大文字、左大文字、舟型、鳥居、妙法の今の五山が定着したそうです。
この送り火の目的は今も昔もご先祖様の慰霊によるもの。今年はそれに加えて東北の犠牲者の慰霊と復興を祈るという特別な大文字になりました。その祈りが届きますように―。
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