こんにちは。今日、8月8日は立秋。暦の上では秋ですが、まだまだ夏真っ盛りですね。
夏休み恒例の子どもたち(大人も?)のお楽しみといえば、クワガタやカブトムシを捕りにいくこと。その例に洩れず、うちの子も朝早くから友達と連れ立って捕りに行っています。場所は教えてくれません。秘密だそうです。
これはカブトムシのメス。オスも捕れたのですが、この時は寝ているのでそっとしておかないとけない、といわれ、写真撮影はできませんでした。
そして、これは山本雄次さんの作品「雀と柳桜 壺」その一部分です。
雀が見ているのは‥「カブトムシ」ではなく「クワガタ」です。雀とクワガタが対峙する絵なんて本当に珍しいですね。
本当は「クワガタ」の写真をアップしたかったけど同じ昆虫類ということで「カブトムシ」で代用させてもらいました。
虫に興味のない人、というより避けて通りたい人(私のような)にとっては「クワガタ」も「カブトムシ」もどっちでも同じ、と思ってしまうのですが、昆虫好きの子どもや大人にとっては聞き捨てならないことなんでしょうね。
それにしても、うちの子もいまだ「クワガタ」を捕れていないところをみると「クワガタ」を捕るのは「カブトムシ」を捕るより難しいんでしょうか。
そしてまた、このように「カブトムシ」より「クワガタ」を題材に選ばれるところを見ると、(昆虫について何も知らない私ですら)「クワガタ」の希少性を感じます。
しかし、こんなにも「クワガタ」や「カブトムシ」について考える日がくるとは私も思ってもみませんでした。この世界もなかなか深いものなんでしょうね。
先ほどこの壺のタイトルは「雀と桜柳」と書きました。「クワガタ」とは全く関係ないように思えますね。
その裏(表?)面がこちら。こちらの面がタイトルになっていたのです。
桜を眺める雀たち。黒のバックに薄いピンクの桜がほんのりと華やかで春になると人間たちがお花見する中で雀たちまでお花見をしている姿が可愛らしくて、ほんのりとおかしみが伝わってきます。
そして、夏になると「クワガタ」を見る―。季節感を大切にする雀たちなのでした。
雀と桜とクワガタ。ほのぼのと楽しい作品です。
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