こんにちは。今日はいよいよ山鉾巡行ですね。今日もいいお天気(すぎる?)で沢山の人出があるんでしょうね。
私は今日はギャラリーにいるのでまた後でその様子を映像で見ようと思います。でも、目の前で生で見るのも迫力があるでしょうね。来年行けたら行ってみたいです。
さて、今日は昨日の続きを―。蟷螂山のことを昨日取り上げていましたが、偶然にもその夜、NHKで祗園祭の特集を見ていたら蟷螂山を取材していました。
それによると山鉾巡行の時は上のカマキリを動かすのに人が下に入って交代で4時間からくりを操作し続けるということでした。手作業ですよ!すごいですね。テレビでは特別動かしておられるのを見せてくれましたが、巡行でもぜひ見てみたいという思いにかられました。
そして、蟷螂山はその町の住人の方が少なくなって一時休み山になったけれど30年前に、新しく入ってきた住人の方々の尽力によって復活したということです。
しかもそれは109年ぶりに。復活された時の住人の方々のご苦労は相当なものだったでしょうね。でも、そのおかげで今私たちはこうやって珍しい蟷螂山を見ることができるし、そして洛中洛外図にまで描かれた歴史ある蟷螂山が後世へと続いていくのです。
でも、蟷螂山だけでなく、一つ一つの山に色んな歴史や物語があるんでしょうね。 しかもそれは何百年と続く物語なのです。
京都ってすごい町ですね。改めて今回そう思いました。
さて、本当は「蟷螂おみくじ」のことを紹介するんでしたね。蟷螂山はこのおみくじも大人気。長い列に並んでいよいよおみくじをひきます。
からからとおみくじをひくとカマキリがぐるっと回ります。
そしておみくじの番号書かれている玉を持っている黒い台に受けます。
そしてまたこちら側に回ってきて、ポトとその玉を落とすのです。そしてその番号を係の子どもがすかさず読んで「何番」とおみくじを渡す係の子どもへ伝えるのです。(こういうことも蟷螂町の住人の方、大人も子供も皆でしているんですね)
しかしこの一連の説明で伝わったかどうか不安です‥。結局カマキリが一回転して占ってくれるということなんです!
そして、そんなカマキリが占ってくれたおみくじは「小吉」でした‥。まあまあ嬉しかったです。でも、残念なことにあんなに並んでもらったそのおみくじを失くしてしまいました!
うっかり者でごめんなさい。なのでアップできませんでした。
この「蟷螂おみくじ」は14日から16日の夜にしているそうですよ。
追記‥おみくじを失くしたことを言ってたら、宵山にスタッフが行っておみくじをもらってきてくれました!
これが「蟷螂おみくじ」です。
内容も結構、おみくじに書いてあることが今の状況に合っててびっくりしたということでした。そしてこのカマキリの表情が「吉」とか「大吉」によって違ってるということです。今回は吉だったけど「大吉」だと笑っているんでしょうか。宵山もこの蟷螂山は大人気で、このおみくじもかなり並んだとか。来年行く方は、ちょっと早めの時間に行かれる方がいいかも。
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