詩仙堂に行ってきました

こんにちは。昨日、今日は蒸し暑いですね。京都は特に蒸し暑く、昔から京の住まいは風が通るように工夫され、坪庭などを作ってはそれを眺めて涼しい気分を味わおうとしてきました。

昨日は、庭が素晴らしいことで有名な詩仙堂に行ってきました。 

京都の左京区一乗寺にあります。

詩仙堂入口.JPG詩仙堂入口

 

 

ここは徳川家の家臣だった石川丈山が建てた隠居用の住まいです。

 

詩仙堂入口2.JPG入口を入ったところ

 

 

 

こんな蒸し暑い日でもひとたび、中に入ると緑が美しく、涼しく感じられました。石川丈山という人は庭園作りにも長けていて、ここの庭園の設計を自ら行ったといいます。

まさにこういう京都の暑い夏も涼しく感じるように設計されているのだろうな、と思いました。

丈山は隷書(書体の一種)や漢詩の大家でもあり、煎茶の祖だともいわれています。

 

詩仙堂庭.JPGこれが庭です。お座敷に入ると一面にこの庭が開けます。

しばし、ゆっくりそこに座って静かな空間に身をおくことができます。

カツーン、という鹿おどしの音がどこからともなく聞こえてきて、丈山自身もこの場所で鹿おどしの音を聞きながら静かな生活を送っていたのかと思うと、なんと贅沢な幸せな隠居生活なんだろう‥と思いました。

 

庭も歩いてみました。地面もきれいに掃き清めてられており、なんだか歩いて足跡をつけるのがもったいないような気がしました。

 

紫陽花.JPGこの庭には四季おりおりのお花が咲くそうです。

今は紫陽花、ホタルブクロ、

ホタルブクロ.JPG

 

京鹿の子.JPG

 

 

ししおどし.JPG

 

 

 

 

京鹿の子、他にあやめなども咲いていました。      鹿おどし

 

建物の中は撮影できなかったのですが、このお寺の名前となっている「詩仙の間」という部屋があり、そこには狩野探幽が描いたという三十六名の中国の詩家の絵が掲げてありました。「李白」と「杜甫」などの肖像画もありました。

 

心静かな時間を過ごすにはおすすめの場所です。特に五月のサツキと秋の紅葉が有名だそうですが、今のような季節でも、心洗われる感じがしてとてもよかったです。

皆さんも一度行ってみられてはどうでしょうか?

 

 

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お知らせ清水焼団地の陶器まつりの日程が変わりました!

夏の陶器まつりが今年から10月第3金土日に変わります。

今年は10月14日(金)・15日(土)・16日(日)

名称も陶器まつりから「清水焼の郷まつり」に変わります。

新しくなったお祭りにどうぞお越しください。

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