こんにちは。梅雨に入り、毎日雨が続きます。人間にとってはうっとおしいですが、田や畑や草木にとっては恵みの雨。生き生きとしているように見えます。
今日はこんな雨の中、勧修寺に行ってきました。ギャラリー洛中洛外から車で10分、歩いても30分くらいでしょうか。
勧修寺は醍醐天皇が母の菩提を弔うために、平安中期に建立したお寺です。
この門を入ったすぐのところに下のような言葉が掲げてありました。
「なるほどな?、生活はシンプルにこうありたいなあ。」と思いつつ、中に入りました。
庭園は、「勧修寺氷池園」とよばれる池と書院の南にひろがる庭の二つから成っています。中に入ると思いがけず広く、遠くに醍醐の山も見え、庭を歩くとすがすがしい気持ちになります。
これは 宸殿とよばれる建物です。江戸時代初期の御所の建物だそうです。
順路通りに進むと「臥竜の老梅」というおめでたい梅の木がありました。
これがその梅の木です。「臥竜」という意味は「竜が伏した形に似ている」ところからきているそうです。
そして、何がおめでたいのかというと、親・子・孫三世代の梅の木が並んで残っているからなのです。江戸時代、京都御所から移植された白梅です。
親が奥にある根、孫が手前の成長中の木、子が大きな枯れ木です。
と、ここで前半は終わりです。次回は後半をご紹介しますね。それにしても、今までお寺がわりと好きで色々と行ってましたが、何気なく由来などを見ていただけでした。でも、ブログで紹介するとなると一生懸命見て、調べるので私もとても勉強になります。 では、続きは次回に―。
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