前回の鞍馬寺の続きです。一生懸命登っていくと途中でこんなかわいい天狗がいました。おみくじのようです。
牛若丸に剣術を教えたという鞍馬天狗が有名ですが、山の中を歩いていると、本当に天狗が今にも出てきそうな気がしました。
そして、ようやく本殿に着きました!
右上の建物に着いたということになります。
桜もきれいに咲いていました。。
これが(鞍馬の桜全体を総称して)雲渦桜(うずざくら)といわれる桜です。
色が少し濃くてひとつひとつの花が大きくて可愛いです。
本殿前には、沢山の人が並んでいました。後で知ったのですが、そこは「金剛床」というパワースポットのようでした。
お参りをすませ、さらに少し奥にすすみ、霊宝殿で毘沙門天像をはじめ仏像を見ました。そして、まだまだ先には奥の院があるそうなんですが、疲れてきたのでここで下りることにしました。
鞍馬寺は770年に建てられたといわれています。洛中洛外図は1574年に織田信長から上杉謙信に贈られたとされていますので、洛中洛外図が描かれた時代よりはるか800年昔にはあったということですね。その頃の人々も今と同じように山道を登ってお参りしていたかと思うと、綿々と続く京の歴史を感じます。
前に鞍馬寺に行ったのは随分昔だったので、久しぶりに行ってみて色々な発見があって楽しかったです。皆さんも一度行ってみられてはどうでしょうか。体力に自信のある方はぜひ徒歩で登ってみてください。そして行ける方は奥の院まで行ってみてください。その先は貴船に続いているそうですよ。
鞍馬寺には車でも行けますが、ゴールデンウイークなど混む時期は交通機関がおすすめです。京都駅からは市バスで出町柳駅へ行き、そこから叡山電鉄で鞍馬駅まで行きます。
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