こんにちは。梅が咲き始める季節になってきましたね。冬は花が少ないので、これから色々花が咲くのが楽しみです。
他にこれから咲く花といえば、桃の花・そして桜。作品も花をイメージしたものが多くあります。
お花をバックに作品2点を置いてみました。この中に梅・桃・そして桜を見ることができます。
まず、バックに置いてある桜。冬に咲く桜「啓翁桜(けいおうざくら)」(本物)です。
そして、梅。このぐい呑は「紅梅文」というぐい呑です。木村展之さんの作品です。
茶色く筋の入ったところを枝に、赤い点を梅の花に見立ててあります。白いところは雪のようにも見え、それを背景に咲く梅の花が見えてくるようです。
それから、桃。これは同じく、木村展之さんの作品で「桃花瓷」酒杯といいます。釉薬の色がほんのりピンク色で桃の花をイメージして作られたようです。
木村さんは常に真摯な姿勢で作陶されておられます。そして特に釉薬の「色」に関して研究熱心な方です。ギャラリー洛中洛外のホームページで木村さんのインタビューのコーナーがあります。ぜひ、見てください。
まだまだ、本来の桜の季節は先ですが、啓翁桜を眺めながら、梅や桃の花をイメージしたぐい呑でお酒を呑むのもちょっとした春の気分を味わえるのではないでしょうか。
木村 展之作
紅梅文ぐい呑
桃花瓷 酒杯
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