こんにちは。今日は、この春の個展の谷口左和子さんのうつわの使いごこちについて語ってみたいと思います。
私は去年の夏、朝食にコーンフレークを食べるのにはまっていたのですが、(あんまり暑かったのでそれしか食べられなかったのです)それを入れるのに谷口さんのうつわを使ってました。谷口さんのうつわは夏の朝食には本当にピッタリでした。毎朝毎朝本当に2カ月くらい飽きずにこのうつわを使っていました。何にひきつけられるのかと、うつわをよくよく見てみたら、持ちやすさや形、色など沢山魅力はありますが、何よりその生地のぱぁっと輝くような白さにひきつけられるのかな、と気がつきました。
朝からその暑さにうんざりしていましたが、このうつわで朝食を食べているうちに、このうつわから感じる清潔感と清涼感に元気をもらい一日をスタートできたような気がします。
もちろん、コーンフレークだけじゃなく冷ややっこやおひたし、フルーツを入れるのにも使ってました。今もこのうつわは活躍しています。
そして、食べたあと、谷口さんのうつわは洗うのも楽しいんです!きれいになるとなんだかとっても嬉しい‥
人は食事で心も体も作られるとしたら、その食べ物を入れるうつわからも楽しさとか元気とかそういうものを取り入れて、その人を作っていくように思います。また、この春私もお気に入りのうつわを見つけて、毎日の食事を楽しんでいきたいと思っています。
皆さんにもお気に入りのうつわを見つけて、食事の時間をより楽しんでほしいと思ってます。
それでは、今回入荷した作品を紹介します。
これはご飯茶碗です。作品名が「雨だれ」といいますが、その名の通り、青い釉薬が雨だれのようにかかっています。
ちょっと小振りでとっても持ちやすくご飯がどんどんすすみそう。画像では見えにくいと思いますが、外側は白い線が細かく横に入っていて、この作品を奥行き深いものにしています。ぜひぜひ、微妙な線や色などを実際に手にとって見ていただきたいです。お待ちしています。
(谷口 左和子作 白磁雨だれ二色水流めしわん)
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