2011年2月アーカイブ

こんにちは。今日は、この春の個展の谷口左和子さんのうつわの使いごこちについて語ってみたいと思います。

私は去年の夏、朝食にコーンフレークを食べるのにはまっていたのですが、(あんまり暑かったのでそれしか食べられなかったのです)それを入れるのに谷口さんのうつわを使ってました。谷口さんのうつわは夏の朝食には本当にピッタリでした。毎朝毎朝本当に2カ月くらい飽きずにこのうつわを使っていました。何にひきつけられるのかと、うつわをよくよく見てみたら、持ちやすさや形、色など沢山魅力はありますが、何よりその生地のぱぁっと輝くような白さにひきつけられるのかな、と気がつきました。

 

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朝からその暑さにうんざりしていましたが、このうつわで朝食を食べているうちに、このうつわから感じる清潔感と清涼感に元気をもらい一日をスタートできたような気がします。

もちろん、コーンフレークだけじゃなく冷ややっこやおひたし、フルーツを入れるのにも使ってました。今もこのうつわは活躍しています。

そして、食べたあと、谷口さんのうつわは洗うのも楽しいんです!きれいになるとなんだかとっても嬉しい‥ 

人は食事で心も体も作られるとしたら、その食べ物を入れるうつわからも楽しさとか元気とかそういうものを取り入れて、その人を作っていくように思います。また、この春私もお気に入りのうつわを見つけて、毎日の食事を楽しんでいきたいと思っています。

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こんにちは。最近少しづつ暖かくなってきましたね。今年は特に寒いので、たまに暖かい日があると本当に幸せに感じてしまいます。

さて、そろそろ、ギャラリーの店内も春のよそおいに変わりつつあります。

今日はテーブルをご紹介します。テーマは「お雛様を愛でるランチ会」

春・テーブル1.JPG

お雛様を眺めながら、楽しくわいわいと美味しいランチを楽しむ雰囲気が伝われば嬉しいです。

献立は、散らし寿司・山菜のてんぷら・菜の花のおひたし・潮汁。

そうそう、白酒も忘れずに。

デザートはいちごと桜餅。美味しい食事とお話とで楽しいランチ会になりそうですね。

春・テーブル2.JPG 

 

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昨日はすごい雪でしたが、今日はうってかわっておだやかな日ですね。

さて、昨日はバレンタインデー。最近は自分のためのチョコとか友チョコとかでずいぶん前とはチョコレートを贈る方法が変わってきました。それでも、デパ地下やチョコのお店なんかは前と変わらず賑わっていますね。

皆さんはどんなバレンタインデーを過ごされましたか?

 

チョコ乗せ皿.JPG  

一日遅れですが、チョコレートをどうぞ。

 

チョコをのせているお皿は谷口左和子さんの作品です。谷口さんの作品は形がとても美しく上品で、現代的です。

 

こんにちは。梅が咲き始める季節になってきましたね。冬は花が少ないので、これから色々花が咲くのが楽しみです。

他にこれから咲く花といえば、桃の花・そして桜。作品も花をイメージしたものが多くあります。梅・桃・桜.JPG

お花をバックに作品2点を置いてみました。この中に梅・桃・そして桜を見ることができます。

まず、バックに置いてある桜。冬に咲く桜「啓翁桜(けいおうざくら)」(本物)です。

 

そして、梅。このぐい呑は「紅梅文」というぐい呑です。木村展之さんの作品です。

 紅梅文ぐい呑.JPG

 

 

 

 

茶色く筋の入ったところを枝に、赤い点を梅の花に見立ててあります。白いところは雪のようにも見え、それを背景に咲く梅の花が見えてくるようです。

 

桃花瓷.JPG

 

それから、桃。これは同じく、木村展之さんの作品で「桃花瓷」酒杯といいます。釉薬の色がほんのりピンク色で桃の花をイメージして作られたようです。

 

木村さんは常に真摯な姿勢で作陶されておられます。そして特に釉薬の「色」に関して研究熱心な方です。ギャラリー洛中洛外のホームページで木村さんのインタビューのコーナーがあります。ぜひ、見てください。

作家インタビュー 木村展之

 

まだまだ、本来の桜の季節は先ですが、啓翁桜を眺めながら、梅や桃の花をイメージしたぐい呑でお酒を呑むのもちょっとした春の気分を味わえるのではないでしょうか。

 

木村 展之作

紅梅文ぐい呑 

桃花瓷 酒杯  

 

 

 

 

 

 

こんにちは。今日は節分ですね。「鬼は外、福は内」と豆まきをするお家も多いのでは?豆をまいて、鬼を追い出し、明日、2月4日が立春ですがすがしい気持ちで春を迎えられますね。今回はそんな節分にちなんで、鬼をモチーフにした作品をご紹介します。

これは、山本雄次さん(山本雄次陶歴)の「小鬼宝尽し壺」という作品です。

これは、鬼を追い出すのではなく、小鬼が宝物を守ってくれています。

「鬼と宝尽くし」という取り合わせがなんとも意外で面白いですね。

麦波 壺.JPG

小鬼の表情がなんともユーモラスです。見ようによっては宝物を 守っているというより、お互い取られないように見張っているようにも見えます。

小鬼 アップ.JPG